音楽(伝統音楽とデジタル化)
音楽学・文化人類学の知見に基づく異文化理解と実践的音楽創造

2025年10月12日(日)、26日(日)
2025年11月 8日(土)、22日(土)
2025年12月 7日(日)、19日(金)

私たちにとって音楽とはどのようなものでしょうか?このコースでは、中之島芸術センター所蔵のインドネシア・ジャワ島のガムランを用いて、独特な音色や音の織り成す時間に向き合ってみます。ガムランを用いた新作に取り組み、音と時間とパフォーマンスの融合を体感してみます。音楽に対する従来のイメージやステレオタイプを見直し相対化するような経験を目指します。授業内容は以下の通りです。

(A) ジャワ人講師の指導のもとでガムランの伝統曲の演奏を体験します。
(B) 作曲家三輪眞弘によるガムラン楽器を用いた新作初演に取り組みます。
(C) 受講者と講師でミニコンサートを企画し実施します。

三輪眞弘
ナナン・アナント・ウィチャクソノ&西田有里
新作ワークショップの様子
ローフィット・イブラヒム&佐々木宏実
Ⓒコミニケ

三輪眞弘(作曲家、京都芸術大学文明哲学研究所)
Magica Mamejika:ナナン・アナント・ウィチャクソノ(ジャワ影絵人形遣い、ガムラン演奏家)
           西田有里(ガムラン演奏家)
ハナジョス:ローフィット・イブラヒム(ジャワ影絵人形遣い、ガムラン演奏家)
      佐々木宏実(ガムラン演奏家)
      福岡まどか(大阪大学人間科学研究科)
      伊東信宏(大阪大学中之島芸術センター/人文学研究科)

【選択履修】第3期・第4期「フィールド・フォーカス」(6講座)実践