演劇(デジタル・パフォーマンスの創造)
デジタル・メディアを使った現代演劇作品のワークショップと上演

2025年10月11日(土)、25日(土)
2025年11月 7日(金)、21日(金)
2025年12月 5日(金)、6日(土)

本コースでは、劇団エイチエムピー・シアターカンパニーとともに、デジタル空間上で演劇作品を創作する「仮想劇場」の試みを実践します。参考題材にするのは、人との接触を禁じられたコロナ禍のさなかの2020年に劇団で上演した『ブカブカジョーシブカジョーシ』(大竹野正典作、1999年)という作品です。俳優たちは、互いに離れたまま、各自の自宅などから演技を行い、それをデジタル上で合成して、画面越しの観客に向けてリアルタイムで上演しました。この新しい演劇表現の再創造を通して、デジタル表現と演劇の本質について、リアルな人間の身体とデジタル技術の共存の可能性、さらにはデジタル時代の表現のあり方を実践的に学んでいきます。

エイチエムピー・シアターカンパニー:
 笠井友仁(演出家)
 髙安美帆(俳優)
 サカイヒロト(映像)
 森田祐利栄(俳優)
 岸本昌也(俳優)
 藤田和広(俳優)

永田靖(大阪大学中之島芸術センター)

【選択履修】第3期・第4期「フィールド・フォーカス」(6講座)実践